山之口貘は遅筆だった。2011/05/21 23:22

詩人の山之口貘は、一つの詩を作るのに、何十回となく書き直したそうだ。
彼の詩は、素朴で、優しい言葉を使っているので、心の中から自然に湧き出たような気がするが、実は、厳しい言葉の選択の中から生まれてきたそうだ。
数年前に、書き直しに使った7千枚余りの原稿用紙が発見されている。

ひとの心に届く言葉を作るには、たゆまない言葉との葛藤が必要なのだ。私だって、こんなブログを書くためにずいぶん葛藤している、、、、、つもりなのだけれど。

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