K2と記号で呼ばれる山。2012/05/12 22:47

世界で一番標高が高い山はエベレスト。
高さが8,850メートル。
そして、二番目がK2(ケイツー)。
高さが8,611メートル。

今やエベレストは大量登山の対象で、
年間にのべ5千人もの人が、頂上を踏んでいるという。
それに比べて、K2の年間登頂者数は300人ほど。
しかも、遭難の比率がずば抜けて高い山なのだ。

1950年代の初登頂争いでも、
数々の悲劇を生んだ山ででもある。

三番目のカンチェンジュンガ、
四番目のローツェなどように、
山にはそれなりの名前が地元の人たちによって名付けられているのに、
この山は、未だに測量の時に付けられた番号で呼ばれている。

それだけ、奥まっていて、
人々を寄せ付けない場所にあると言うことかも。
未だに、多くの未踏ルートがあり、
先鋭的な登山家達のあこがれの山でもあるようだ。