使われなかった潜水艦と生物兵器。2012/01/30 23:18

 太平洋戦争の終末期に建造された三隻の巨大潜水艦イ−400は、地球を一周半できるという航続距離をもつ、高性能のものだった。
 この潜水艦の注目すべきところは、「晴嵐」と呼ぶ特殊攻撃機3機を搭載していたこと。これによって、密かに米国本土に近づき、当時陸軍によって開発された生物兵器で攻撃する計画が立てられた。

 生物兵器とはペスト菌や炭疽菌などの細菌をばらまくもの。しかしながら、陸軍の上層部から、余りにも非人間的な兵器だという意見が出て、計画は中止となった。

 結局、イ−400は実戦で活躍することはなく終戦を迎え、接収したアメリカ軍に驚愕の目で見られ、秘密保持のために沈められた。

 この生物兵器が使われていたら、日本は歴史上に大きな汚点を残していただろう。当時の陸軍にも、そういう判断をする人が居たのだね。

長ネギの小口切りで食中毒。2012/01/14 22:51

昨年長野県でも発生した食中毒で、
「長ネギの小口切り」が原因のものがあった。
ある会社の社員食堂で、
患者数は200人弱と、かなり大きな事故となった。

でも、下痢と腹痛、発熱などの症状が出たが、
比較的軽いもので済んだようだ。

元となったのが「毒素原性大腸菌O148」。

この菌が体内に入ると、腸管内で増殖して、
エンテロトキシンという毒素を作る。
その毒素が胃腸炎を起こすそうだ。

原因食品が「長ネギの小口切り」ということで、
まさか、すべての人が、ドンブリ一杯も、
それを食べたわけではなかろう。
何を食べたのかよくわからないが、
ほんの薬味程度の量だったはずだ。
それでも、これだけの食中毒を発生させるのだから、
恐ろしい、といえば恐ろしい。

長ネギ、小ネギ、どちらにしろ、薬味にも気をつけなければね。

今時の子供の名前が読めない!2011/12/12 23:16

今年生まれた子供の名前で、
一番人気のあったのは、
男の子は 大翔、
女の子は 結衣、
なのだそうだ。

一瞬、どう読むのか迷ってしまう。
ちなみに大翔(ひろと)、
結衣(ゆい)とのこと。

上位ランキングの名前を見ても、
なかなか、何と読むのか判らない名前がある。
ましてや、男の子か、女の子かすら、
私のようなおじさんには、判断しかねたりする。

悠真
蒼空
陽斗
結愛
愛菜


結菜

ううううう、、。
文字だけ見ると、
よくわからない。
これから、若い人と会う時には、
名刺の名前の読み方を、
よく確認しないといけないなあ。

でも、
女の子のランキングの中に
「さくら」という名前が入っていて、
なにか、ほっとした気持になった。








悠真(ゆうま 男)
蒼空(そら 男)
陽斗(はると 男)
結愛(ゆあ 女)
愛菜(まな 女)
蓮(れん 男)
陸(りく 男)
結菜(ゆいな 女)

布団から出にくい冬の朝。2011/12/04 06:50

ある調査会社のデーターによると、
冬の朝、目覚めてから布団かから出るまでの時間は、全国平均で13.3分なのだそうだ。

この時間には地域差があって、
最も早いのが徳島県と宮崎県で11.0分、
最も遅いのが鳥取県で16.6分だという。
5分以上の差がある。

ちなみに長野県は14分で34位。
私の場合は3分だけど。

木曽で育った「尾州檜」。2011/11/18 23:30

建築材として、最高の木材の一つとして使われるのが「尾州檜(びしゅうひのき)」。
単なる「ヒノキ」と呼ばれる材木と、プロの職人達に「尾州」と呼ばれる材木では、その性質に雲泥の開きがあるという。
というのは、本来「尾州檜」というのは天然の木からとったきめの細かい材木で、植林されて百年未満で伐採された「ひのき」とは違うのだそうだ。

さて、尾州といえば「尾張」。今の愛知県のことだ。
愛知県に、そんなに森林があったのか、、と思っていたら、「尾州檜」というのは、実は、今は長野県になっている木曽で育った木なのだそうだ。

江戸時代、木曽は、尾張藩の管轄にあり、森林は厳しく管理されていたという。明治になってから、木曽は長野県になったが、この地方のいい材木のことを、今でも「尾張」と呼ぶのだね。

ちなみに、私の使っている麺棒も「尾州檜」。
檜に泣かれないような仕事をしなければ。