使われなかった潜水艦と生物兵器。 ― 2012/01/30 23:18
太平洋戦争の終末期に建造された三隻の巨大潜水艦イ−400は、地球を一周半できるという航続距離をもつ、高性能のものだった。
この潜水艦の注目すべきところは、「晴嵐」と呼ぶ特殊攻撃機3機を搭載していたこと。これによって、密かに米国本土に近づき、当時陸軍によって開発された生物兵器で攻撃する計画が立てられた。
生物兵器とはペスト菌や炭疽菌などの細菌をばらまくもの。しかしながら、陸軍の上層部から、余りにも非人間的な兵器だという意見が出て、計画は中止となった。
結局、イ−400は実戦で活躍することはなく終戦を迎え、接収したアメリカ軍に驚愕の目で見られ、秘密保持のために沈められた。
この生物兵器が使われていたら、日本は歴史上に大きな汚点を残していただろう。当時の陸軍にも、そういう判断をする人が居たのだね。
この潜水艦の注目すべきところは、「晴嵐」と呼ぶ特殊攻撃機3機を搭載していたこと。これによって、密かに米国本土に近づき、当時陸軍によって開発された生物兵器で攻撃する計画が立てられた。
生物兵器とはペスト菌や炭疽菌などの細菌をばらまくもの。しかしながら、陸軍の上層部から、余りにも非人間的な兵器だという意見が出て、計画は中止となった。
結局、イ−400は実戦で活躍することはなく終戦を迎え、接収したアメリカ軍に驚愕の目で見られ、秘密保持のために沈められた。
この生物兵器が使われていたら、日本は歴史上に大きな汚点を残していただろう。当時の陸軍にも、そういう判断をする人が居たのだね。
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