長ネギの小口切りで食中毒。2012/01/14 22:51

昨年長野県でも発生した食中毒で、
「長ネギの小口切り」が原因のものがあった。
ある会社の社員食堂で、
患者数は200人弱と、かなり大きな事故となった。

でも、下痢と腹痛、発熱などの症状が出たが、
比較的軽いもので済んだようだ。

元となったのが「毒素原性大腸菌O148」。

この菌が体内に入ると、腸管内で増殖して、
エンテロトキシンという毒素を作る。
その毒素が胃腸炎を起こすそうだ。

原因食品が「長ネギの小口切り」ということで、
まさか、すべての人が、ドンブリ一杯も、
それを食べたわけではなかろう。
何を食べたのかよくわからないが、
ほんの薬味程度の量だったはずだ。
それでも、これだけの食中毒を発生させるのだから、
恐ろしい、といえば恐ろしい。

長ネギ、小ネギ、どちらにしろ、薬味にも気をつけなければね。