最初はピアニストだったアート・ブレイキー。2011/07/17 23:39

アート・ブレイキーは40年代から80年代にかけて活躍したジャズドラマー。率いるバンド、ジャズ・メッセンジャーズで、多くの若手を育てたことでも知られている。

実はアート・ブレイキーは、最初はピアニストだったそうだ。
ところが、彼の演奏するジャズクラブのボスが、ある日別のピアニストをつれてきた。その彼の方がうまいので、ボスは、アート・ブレイキーに言ったそうだ。
「おまえはタイコでも叩いてな!」
そうして、苦労して、ドラマーとしての技を磨き、認められるようになったという。

彼のアルバム「モーニン」は今聴いてもすごい曲だ。
苦労したからこそ、長い間バンドを率いて、若手を育てることができたのだろうなあ。